【報告レポート】まち元気部ラジオ ー感じたことを人に伝える«ラジオ»体験

今年度から新たな取り組みとして始まった「アーラまち元気部」。学校の枠を超えて集まった中高生たちが、地域の様々な人たちと交流しながら、まちを元気にする活動をしています。これまで「ala20周年写真展」や「劇場たいけんツアー」、子どもたちへのワークショップ、イルミネーションの装飾作り、地域のイベントへの参加などの活動をしてきました。

始まった頃は見ず知らずのメンバーも、活動を重ねていくうちにコミュニケーションが生まれ、安心して集える仲間としての意識が芽生えてきました。彼ら彼女らにとって新しい体験は、緊張や不安を抱えることもあるでしょうが、自身が実体験としてリアルに感じたことは、大きな学びにつながり、またメンバー同士の個性を知るきっかけになっています。

そんなメンバーたちの体験を自分たちの口でレポートしてもらう「まち元気部ラジオ」の取り組みが2022年9月から始まりました。毎月第2土曜日朝9時から放送しており、FMららの野田さんにラジオでの話し方のコツや、発声などプロの技を伝授してもらっています。まち元気部は中学1年生の子たちが多く、ラジオで緊張するのではないかと思ったのですが、意外にもみんなラジオブースに入っても、フリートークで大人たちを笑わせてくれる話が飛び出したり、タイトルコールをおもいっきり叫んだり、いつものノリでその場を楽しんでいます。

ラジオという場で、自分が感じたことを人に伝える。時にはうまく言葉で表現できなかったり、噛んでしまうこともあるけれど、中高生のうちからラジオ番組を作るという体験に触れることは、いろんな学びに繋がっているように感じます。将来、ラジオのパーソナリティや制作スタッフ、声の仕事に就く人がこの中から生まれるかもしれません。

とにかく子どものうちからいろんな体験をしてもらいたい。それが「まち元気部」の願いです。いろんな活動に参加し、いろんな人と出会うことで、彼ら彼女らの将来の選択肢が広がってくれたらと思っています。

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