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【まち元気プロジェクト】新日本フィル 「うちにおいでよ!」レポート

レポート2013.06.28

【まち元気プロジェクト】新日本フィル 「うちにおいでよ!」レポート

一流のアーティストが市民の皆さんとの交流を通じて、素敵な時間を共有する「うちにおいでよ!」。今回は、視覚障がいを持つ方に文字などの情報を音声に換える、音訳ボランティア「ヴォイスの会」さんが主宰する、年に一度の視覚障がいの方々との交流会にお邪魔しました。

訪れたのは、新日本フィルハーモニー交響楽団 オーボエ奏者の浅間信慶さん、ピアニストの浅間佳世子さんご夫婦です。まずは、お二人による演奏からスタート。会場となった、広見公民館の広いエントランスホールにはオーボエとピアノの包み込むような優しい音色が広がりました。オーボエが白鳥の湖の有名な旋律を伸びやかな音で奏でると皆さんはその美しさにうっとりしているようでした。誰もが耳にしたことのある「きらきら星」や「星に願いを」を演奏した際は、参加者の皆さんは足を揺らしながら全身で音を感じ、響きを純粋に楽しんでいるようでした。また、「七夕様」や復興支援ソングで有名な「花は咲く」などの曲が流れた際は、楽しげに、また心を込めて口ずさむ姿が印象的でした。

演奏で心がほぐれた後は、交流会です。まずは美しい演奏に対する感激や感謝が奏者に伝えられ、その後はお茶菓子を囲みながらそれぞれが自由にお話をされていました。参加者の中で、サックスが得意な方がいたので演奏を披露して頂きました。新日本フィルメンバーも含め、笑顔で拍手をする皆さんの心に、丁寧な演奏が響きました。

今回はヴォイスの会の皆さんの、年に一度の交流会で、視覚障がいの方々に普段味わえない素敵なひと時を楽しんで頂きたいという想いからお呼びいただきました。新日本フィルのメンバーが交流会に加わることで、より生き生きとした利用者さんの豊かな表情からは、ヴォイスの会メンバーの皆さんの想いが届いたように感じられました。参加者の方からは、「クラシックを生で聴くのは、初めてだった。オーボエの音色は、穏やかで私にもとても聴きやすかった。」、「今日を一言で表現すると、よかった!」という感想を頂きました。

会話をして笑いあい、気持ちを一瞬でも通い合わせたことが今回参加した皆さんの心をより温かいものにしたように感じました。音楽には、心の扉を開き人と人を繋ぐ力があると改めて実感した「うちにおいでよ!」でした。

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