アーラ映画祭 2019

映画館のない可児市において、市民実行委員が企画・運営を行う映画祭。
多様な人が映画鑑賞できる機会をつくる

10代から70代までの29人の市民ボランティアの実行委員が、映画の選定から広報、当日運営まで担い、市民参加の地域映画祭として運営しています。今年度の映画祭は、2018年夏から実行委員有志で近隣の映画館に出向き、実際に映画を観て映画祭で上映すべきかどうか情報を集めて話し合い、11月から会議を20回以上重ねて議論を深め、作品選考をしました。映画やゲストのラインナップが2019年7月に決まると、次にチラシ作成など広報に取り組み、10月からは当日運営の準備をし、当日をむかえました。映画館に行くことが困難な聴覚障がい者のために、上映8回のうち6回をバリアフリー字幕付き上映として実施しました。

映画祭の目的は、「映画を通して人の繋がり広げ、多様な人が交流することで、お客様をはじめ参加する人の生活を豊かにする」ことです。

その具体的な取り組みの一つが「シネマカフェ」です。今年は『カメラを止めるな!』の上映にあわせて、主演の濱津隆之さんとプロデューサーの市橋浩治さんをお迎えし、舞台上のゲストトークの後、ホワイエに移動し、ゲストとお客様が手を伸ばせば届くような距離でQ&Aをします。鑑賞後の余韻のなかで、俳優やスタッフと観たばかりの映画について、熱く語り合います。今回も次から次へと質問があがり、あっという間に30分が経ってしまいました。終わった後は、ゲストのサイン会と記念撮影という流れで充実した交流の場となりました。

もう一つは、「シネマ掲示板」です。小劇場のホワイエに掲示板を作り、最近公開された映画チラシの中からお客様が“観たい”と思う作品にシールを貼ってもらうというものです。ここでいただいたお客様のリクエストを来年の作品選考の参考にする、というのが主目的ですが、それ以上に意味があるのは、この掲示板がお客様同士や実行委員が交流するきっかけになっているということです。今回も掲示板を見ながらお客様同士や実行委員が観た映画や観たい映画について談笑している姿を見て、このような機会を増やしていけたらいいなと感じました。

これからも映画をきっかけに様々な人が出会い、豊かな体験が生まれるように取り組んでいきたいと思います。

 

日程 11/15、11/17 (計8回上映)
会場 ala 小劇場
集客数 1,948人
スタッフ 市民実行委員会29人 延べ228人
ゲスト 『カメラを止めるな』主演:濱津隆之 プロデューサー:市橋浩治
主催 アーラ映画祭実行委員会、(公財)可児市文化芸術振興財団

 

関連記事

  1. 世界劇場会議国際フォーラム2020

  2. あーとま塾 2019

  3. アーラ紙芝居一座 2019

  4. 多文化共生プロジェクト 2019「にぎやかなお葬式」

  5. アーラみんなのピアノプロジェクト 2019

  6. 私のあしながおじさんプロジェクト 2019

  7. 文学座俳優による子ども向け舞台 子ども向け舞台「さるかに合戦」201…

  8. 新日本フィルハーモニー交響楽団
    お出かけコンサート 2019 …