英国人講師による学校演劇ワークショップ 2019

子どもたちの表現力、コミュニケーション能力、創造力、そしてチームビルディングを養う。

講師には、演劇教育の本場英国リーズ・プレイハウスからジェマさんを招きました。一緒にワークショップのプログラムを考え、小学2年生が国語の授業で習う、「スイミー」を題材にすることになりました。

ワークショップがはじまると、最初は何をやったらいいのかわからず戸惑っていた子どもたち。でも答えのない面白さにだんだん惹きつけられ、積極的に意見をだすようになります。その意見をジェマさんはどんどん採用し、次のプログラムに組み込んでいきます。

ジェマさんは、クラスの雰囲気を察知して、子どもたちがより創造的になるにはどうしたらいいか瞬時に判断しクラスに見合ったプログラム内容に変更していきます。プログラムの各要素は連続性を帯びていて最終的に一つの物語、自分たちの「スイミー」を作り上げるゴールに向かっています。

この「スイミー」のポイントは、スイミーを除くキャラクターたちがチームで演じられていること。大きな黒い魚、赤い魚たち(クラスによっては海やナレーションもあり)。そのため、言葉と体を使って人とイメージを共有することが重要になってきます。最終的に「スイミー」を発表するにあたり、これまでのプロセスで作った表現を今度はどう“見せる”のか、チームで10分ほど話しあいと稽古を経て本番を迎えます。できあがった作品は1分と短いですが、どのチームも全く表現の異なるオリジナルの「スイミー」が生み出されました。

ジェマさんのワークショップは、チームづくりに重きを置いたワークショップでした。一人ひとりの個性をくみ取り、お互いの役割を考えた上で、シンクロしていく。私たち劇場スタッフや日本人アシスタントにとっても演劇の本場、英国でのワークショップのアプローチ方法が学べる時間ともなりました。

日程 1/14 ~ 1/17 (計8回)
会場 東可児中学校、兼山小学校、今渡北小学校
参加者 261人
講師 Gemma Woffiden(リーズ・プレイハウス)
アシスタント/通訳 山田久子、原口知夏、清水万里子/石井麗子(文学座俳優)
協力 可児市教育委員会、かにっこ英語サポーター

関連事業
1/13 にワークショップリーダー入門講座も開催。 ala 演劇ロフト 一般参加者26人

 

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