大型市民参加公演 『MY TOWN 可児』

みんなは一人のために、一人はみんなのために

毎年恒例の大型市民参加公演 第9弾。3年周期で「ミュージカル」・「コンテンポラリーダンス」・「演劇」を毎年上演。今回は「演劇」の回。
59人の市民キャストが、10月末の出演者オーディションから始まり、11月中旬から土日を中心に稽古を重ね、3月4日、5日の本番を目指す。公演を支えるのはプロのスタッフ陣。

10才から72才までと幅広い市民キャスト。稽古を通じて交流し、同じ目標に向かう仲間となっていく。人と人の集合体であるので楽しい事もあればストレスもある。さまざまな事柄に直面したときに自分はそこでどう対応するか。大げさかもしれないけれど、人が生きているということの縮図を見て感じる場でもあると思う。いろいろあるけれど、本番というゴールが達成感となって過去の少々の摩擦にも潤滑油を注いでくれる。この一連の流れが市民参加公演の良い所なのかもしれない。

市民キャスト59人、演出、作曲、美術、歌唱指導、振付、演出部、照明部、音響部、ピアニストといったプロのスタッフ陣、市民サポーター10人、そして保護者の皆さん、よりよい舞台にしていこうという皆の熱意を、出来る限り円滑な運営で支えられるよう、とにかく必死に前に進む。だからこそ、そんな時にふいに差し伸べられる少しの優しさ、少しの親切、少しの気遣いが体の芯まで染みてくる。中学生の市民キャストが稽古終わりにひとり残って楽屋の掃除をしていた。みんなのためにひとり行動を起こした。―きっとこういう事なんだ。舞台に立つということは、私が輝くことだけを考えていたら駄目なんだ。今ここに立てているのは、スタッフの皆さんはもちろん、参加することを支えてくれる家族の存在、観に来てくれるお客様の存在、一緒に出演する仲間の存在、他にもたくさんの人の力があって成立しているんだ。相手を感じてその場に立つ、それが演劇で、それを感じられるようになることが市民参加公演に参加する意義なんだと思う。

開催日程
【稽古】2016年10月~3月(計37回)
【公演】2017年3/4、5 (2回公演)
会場 ala 主劇場、演劇ロフト、ほか
参加者・出演者
【参加者】市民キャスト59人 延べ2,000人
【スタッフ】構成:柴幸男(ままごと) 潤色:「わが町・可児」戯曲講座受講生
      演出:森さゆ里(文学座) 作曲:上田亨
      美術:乗峯雅寛(文学座) ピアノ:黒木由香
集客数 計1,061人(全2回公演)

関連記事

  1. 新日本フィルおでかけコンサート

  2. ホームカミング「家においでよ!」

  3. 森山威男ドラム道場

  4. 文学座俳優による子ども向け舞台
    「ジャックと豆の木」

  5. アーラ・キネマ倶楽部 特別編

  6. スマイリングワークショップ

  7. 東日本大震災復興支援祈りのコンサート2017

  8. 劇場フロントスタッフ研修