お国と五平

息子

スタッフ
「お国と五平」谷崎 潤一郎
「息子」小山内 薫
演出 マキノノゾミ
美術 奥村 泰彦
照明 中川 隆一
音響 内藤 博司
衣装 三大寺 志保美
演出助手 郷田 拓実
床山 上田 喜三郎
かつら 細野かつら店
メイク 嘉島典俊
殺陣 杉本明朗
舞台監督 森 和貴
宣伝写真 加藤 孝
宣伝美術 株式会社カラビナ
宣伝ヘアメイク 荻野 明美
宣伝衣装 牧野iwao純子
題字 渡邉 蕗華
制作 伊藤 しおり、澤村 潤、馬場 順子
プロダクションマネージャー 村松 明彦
プロデューサー 衛 紀生
谷崎 潤一郎

「お国と五平」谷崎 潤一郎(1886年-1965年)

東京・日本橋生れ。東大国文科中退。在学中より創作を始め、同人雑誌「新思潮」(第二次)を創刊。同誌に発表した「刺青」などの作品が高く評価され作家に。当初は西欧的なスタイルを好んだが、関東大震災を機に関西へ移り住んだこともあって、次第に純日本的なものへの指向を強め、伝統的な日本語による美しい文体を確立するに至る。1922 年に「お国と五平」を発表。1949 年に歌舞伎で初上演。1949 年、文化勲章受章。主な作品に「痴人の愛」「春琴抄」「卍」「細雪」「陰翳礼讃」など。

小山内 薫

「息子」小山内 薫(1881年-1928年)

広島県出身。東京帝大卒。明治- 昭和時代前期の劇作家, 演出家。小山内玄洋の長男。「新思潮」( 第1 次)を創刊してヨーロッパの演劇運動や新文芸の紹介につとめる。1909 年、2 代市川左団次らと自由劇場を結成。イプセン, ゴーリキーらの戯曲を試演して近代演劇の基礎をきずいた。1911 年、イギリスのハロルド・チャピンの作品の設定を幕末の江戸に置きかえた翻案劇「息子」を発表。1924 年、土方与志らと築地小劇場を創設。小説に「大川端」戯曲に「国性爺( こくせんや) 合戦」など。

マキノノゾミ

演出:マキノノゾミ

1959 年静岡県生まれ。劇作家・演出家。同志社大学卒。劇団M.O.P. 主宰(2010 年解散)。外部の舞台へも作・演出と幅広く活動中。2002 年度後期 NHK 連続テレビ小説「まんてん」脚本を担当。2012 年にalaCollectionシリーズvol.5 として「高き彼物」を演出。2015 年 文学座「再びこの地を踏まず-異説・野口英世物語-」作が東京、可児他で公演。

【受賞歴】

「MOTHER」(第45回芸術選奨文部大臣新人賞)、「東京原子核クラブ」(第49回読売文学賞)、「フユヒコ」(第5 回読売演劇大賞優秀作品賞)、「高き彼物」(第4回鶴屋南北戯曲賞)、「黒いハンカチーフ」「赤シャツ」(第36 回紀伊国屋演劇賞個人賞)、「怒涛」(第8回読売演劇大賞優秀演出家賞)、「殿様と私」(15 回読売演劇大賞優秀作品賞)、「ローマの休日」(第36 回菊田一夫演劇賞)他