alaクルーズ 視察研修 刈谷市総合文化センター 2018年

2018年11月18日


刈谷市はトヨタグループ主要企業の本社・工場が集まる日本有数の自動車工業都市であり、トヨタ自動車の発祥の地です。 JR・名鉄刈谷駅周辺にはデンソーやアイシン精機などトヨタグループ主要企業の本社が多数存在します。

11月18日、雲1つない素晴らしい天気でした。参加者20名、財団2名、無事に集合できました。

「ペゴロスの母に会いに行く」は、認知症の母親の介護体験を題材とする漫画として紹介され、2013年に朝日新聞で取り上げられました。またNHKBSプレミアムドラマで2013年2月に放送され、11月には映画で全国公開されていました。

公演では長崎の古びた一軒家で暮らしている年老いてボケかけた母;岡野ミツエと亡き夫、息子、友人、知人、孫との総勢20人の俳優達が舞台で演じる様子は、まさに我々の身近に起きつつある生活を表現したものでした。

死んだ父ちゃんに会えるのなら、母ちゃん、ボケるのも悪か事ばかりじゃねえ”この言葉に救いがあるように思いました。

出演;藤田弓子、田村亮、小林綾子、など。1541席の主劇場で観覧しました。客数は約半数でしたが、それでも最後の長崎の灯篭祭りの演出では、観客も灯篭を持って参加して楽しむことができました。今後各地で公演があるそうです。

刈谷市総合文化センターの愛称は「アイリス」で、2010年(平成22年)3月31日に閉館した刈谷市民会館の愛称を引き継いだものであり、生涯学習施設の「中央生涯学習センター」と大小ホールとリハーサル室等からなる「市民ホール」で構成されています。

文化の発信拠点であり、地域の芸術文化活動や生涯学習の拠点として市民に親しまれている施設です。

市民ボランティアグループは、「文化工房かりや」として、市民目線の文化発信を目的として活動しています。市民の皆様と共に楽しめる公演の企画や、無料コンサートの運営などをしています。活動期間:1年間、対象者:高校生以上を募集しています。以前アーラにも訪問して頂けました。(S)