アーラ映画祭

2021年03月22日

映画館がない可児で、映画を通して繋がる、世代を超えた交流。

市民実行委員が、映画館が無い可児において、多様な人が鑑賞できる機会と環境を作り、映画を通した人の繋がりを支え、広げています。実行委員の打合せは、毎回「最近観た映画」の話題からはじまります。30代から70代まで幅広い世代が集まり、互いに観た作品の感想を言い合いながら、世代を超えた交流が生まれています。本年度は、新型コロナウイルスの影響で対面の話し合いが出来なくなり、オンラインミーティングを取り入れながら作品選定を行ってきました。

映画祭の日程も、当初の予定から延期となり、規模を縮小した形での開催になりましたが、多くのお客様にご来場いただき、すべての日程でほぼ満席となりました。コロナ禍において、お客様との交流が難しくなってしまいましたが、実行委員のメンバーが掲示したおすすめ映画コーナーや、上映作品に関連した「思い出の料理」のイラストコーナーでは、お客様が熱心に見てくださっている姿が印象的でした。お客様の中には、前日観た作品の感想を翌日伝えに来てくださる方がいらっしゃったり、「毎年楽しみにしている」とお声掛けいただいたりと、映画館がない可児において、映画を通した交流ができる場となっています。

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日程
プレ上映会: 1/24~25(計4回)
映画祭:3/20~22(計7回)
実施回数 ミーティング23回
会場 ala映像シアター
集客数 430人
参加者 市民実行委員会27人 延べ201人
共同主催:アーラ映画祭実行委員会