児童・生徒のためのココロとカラダワークショップ
スマイリングワークショップ

2022年07月01日

<児童・生徒のためのココロとカラダワークショップ>
表現の違いを楽しむ

今回は、チーム毎に「3」を表現するというお題。チーム毎に表現を楽しんで、1チームずつ表現の違いを実感。丸っぽい3や、デジタルっぽい3。次のお題のラーメンも「ラーメン」と縦に文字で書いてみたり麺を箸で持ち上げている所だけ表現したり、自分たちが生み出した表現を楽しそうに見せてくれました。
昨年度は全て中止になってしまった本ワークショップ。今年度も1日だけの開催となりましたが、久々に子どもたちと触れ合い、笑顔で楽しんでいる姿をみて、このワークショップの必要性を改めて実感しました。

<スマイリングワークショップ> 
楽器を使ったコミュニケーション

目の前に置かれた楽器をなにげなく鳴らすところからワークショップがゆるやかにスタートしました。新井さんの鍵盤のメロディーに合わせて、下をうつむいていた子も目の前の楽器を鳴らし始め、全員で自然に演奏が始まりました。一斉に思い思いに鳴らしていた演奏が、お互いの音を感じながらの曲に変わってきます。演奏が終わった後に、リアクションが小さい子からも拍手がおきました。続いて自分の好きな楽器を選んで演奏。一人ずつ自分の選んだ楽器を鳴らして紹介。また演奏会が始まります。関わっている大人も子どもも関係なく、フラットな関係で音楽を楽しむ時間。
最初は探り探りで、自信がなく音が小さかったり、強く叩きすぎたりしていたのが、ワークを進めていくうちに、音を通じてコミュニケーションが取れていきます。言葉を交わしていなくても、みんなで一つのことをした達成感を感じたワークでした。

「それぞれ子どもの様相は違うが、みんな関わりたいという気持ちがある。「呼応する体験」がこのワークのいいところですね。」(スマイリングルームの先生)

「今日のワークは大きな音の子だけ目立つのではなく、小さな音が利いてくる。視線のやりとりや、音を聞き合、みんなで音楽を奏でていました。」(講師)


日  程 [小中学校]2021.4.22 [スマイリングルーム]2021.12.16 
     ※他日程は感染防止のため中止
実施回数 [小中学校]4回 [スマイリングルーム]1回
会  場 広見小学校、土田小学校、可児市総合会館
参加者数 [小中学校]112人 [スマイリングルーム]8人
講  師 新井英夫(体奏家、ダンスアーティスト)
     Ten seeds(劇・あそび・表現活動)
アシスタント 板坂記代子、松岡恭子、山田久子
主  催 可児市
協  力 可児市教育委員会