新日本フィルハーモニー交響楽団 
お出かけコンサート 2019 <施設編>

2019年06月20日

新日本フィルメンバーが地域に出向き、クラシック音楽を身近に楽しんでもらうコンサートを開催。

劇場に来られなくても、alaから感動をお届け

老人ホームの入居者、病院の入院患者など、出かける事が難しい方に対し、alaから出向くことで施設内での生活にはないひとときを提供している、新日本フィルお出かけコンサート。

クラシック曲だけでなく、その曲が流行った当時を振り返りながら、昔懐かしの曲も交えてお届けしました。静かに聴き入る方、手拍子や掛け声をかける方、なかにはビブラート付きで口ずさんでいるおばあちゃんもいらっしゃいました。

美空ひばりさんの「悲しい酒」では、曲中のセリフ部分を新日本フィルの事務局員さんが熱演し、拍手が沸き起こっていました。

高齢者施設では、職員さんが、曲が終わるごとに片手が不自由な方に手をさし出し、2人の手で拍手をしていたのが印象的でした。

「入居者だけでなくスタッフも癒される音色を楽しませていただいて、ありがとうございました。演奏時間もちょうどよく、出張してもらえることで普段ホールに行けない方も楽しめる配慮に、本当にありがたく感じました。」

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日 程 6/12・6/14・6/20
会 場
高齢者福祉施設<春里苑、プルメリア、フローレ川合>、可児とうのう病院、可児とうのう病院附属介護老人保健施設
出 演
弦楽五重奏
ヴァイオリン:ビルマン聡平、田村直貴  ヴィオラ:高橋正人
チェロ:多田麗王  コントラバス:藤井将矢
弦楽四重奏
ヴァイオリン:竹中勇人、澤田和慶
ヴィオラ:高橋正人 チェロ:矢野晶子
参加者 332人(計 5回)