文学座俳優による子ども向け舞台 子ども向け舞台「さるかに合戦」2019

2019年08月30日

文学座俳優と市民キャストと子どもたちの出会いの場    

今回の文学座俳優による子ども向け舞台は、みんながよく知っている日本の民話「さるかに合戦」。文学座俳優3名、公募による市民キャストは10代から70代までの15名、合計18名で稽古に臨みました。


配役オーディションの後、台詞はもちろん歌と踊りも覚え、かつ子どもたちのための工作準備もこなします。今回の台本は市民キャストが覚える台詞量が多く、「もしかすると間に合わないかもしれない」という不安がよぎることも。3日間という短い稽古期間に何とか全員で力を合わせて劇を作り上げました。

本番前には円陣を組み一致団結。4公演を子どもたちの笑顔と共にジェットコースターのように駆け抜けました。市民キャストにとって子どもたちの笑顔はかけがえのない報酬です。公演後に子どもたちを笑顔でハイタッチして見送ると、苦労が達成感へと変わっていくのでした。


—————————————————————
日 程 稽古 8/28~8/30
公 演 8/31・9/1(計4回)
会 場 ala 演劇練習室
台 本 さいとうゆういち
出 演 文学座俳優3名(高柳絢子、 相川春樹、 大野香織)ほか
集客数 182人
参加者 16人、延べ177人