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森山威男ジャズナイト2020 公演中止のお知らせ&森山さんよりコメント

広報紙alaTIMES 4/1号において、今年のジャズナイトの開催を発表いたしましたが、新型コロナウィルスの影響により、大変残念ではございますが今年の開催は中止にすることになりました。

本来であれば今年は記念すべき森山威男ジャズナイト20周年でした。

森山さんよりファンの皆様へコメントをいただきました。
—–以下、森山さんコメント—-

第20回 森山威男ジャズナイト

私たち、ミュージッシャンの活動は今年3月以来、ほぼ停止されました。
その理由はもっともです。以下の通りでしょう。

ライブハウスはいけません。最初のクラスター感染はライブハウスから起きました。
ボーカルは避けたいです。お客さんとコロナウィルスを混ぜ合うからです。
トランペットもサキソフォンも、強く吹くと遠くのお客さんに息が届くでしょ。
オーケストラは無理でしょ。人数が多いし、楽器同士が近すぎます。

演奏終了後の打ち上げは避けましょう。演奏後の喜びと満足から大声を出すからです。
どうしてもテーブルを囲むなら、互いの話が通じない程度に離れて座りましょう。
お酒はマスクの下からストローで、チュッチュ、チュッチュして下さい。
記念写真は一人一人にして下さい。集合写真はソーシャルディスタンスが保てません。

さらにお客さんにも注意していただきたいことがあります。
感動や興奮はしないよう注意しましょう。呼吸数や心拍数が上がるからです。
何も聴かないよう努力するのが一番。よそ見をして気分を変えるのも良いことです。
終演後には濃密を避けるため、演奏者に感謝してはなりません。
逃げる様にして、一目散に会場から立ち去りましょう。

森山グループは時々、編成が大きくなり、出演者が多い時があります。
ピアノ、ベース、ドラムス、パーカッション、サックス2人、ラッパ2人、トロンボーン1人、チューバ1人、アコーディオン。
これはもう考えただけでも配置が大変。しかも一人一人の間隔は約2メートル。

まるで砂底に群れながらもソーシャルディスタンスを保つ、チンアナゴの様です。
互いの楽器同士アイコンタクトを取りますが、誰に何の合図をしているか分かりませ
ん。
人間が頑張って作り上げてきた、良いもの全てに駄目出しされているようです。

ある人は言います。「40年前、50年前、昔は良かった」と。
「小学生の頃は川で泳いだし、喉が乾けば平気でその川の水を飲んだよ」
「テレビが無かったから、遊ぶのはメンコかビー玉。すぐに友達が出来たよ」
「バスは木炭車だったから登り坂になると、お客はみんな力を合わせてバスを押した」

確かに遊びにも生活のどこにも友達がいた。決して一人で遊ぶ事はなかったね。
それが、そんなに良かったかなー?

だったら、新型コロナウイルス問題で良くなった事も探してみよう。
みんなが感じているのは、今までと違う時間の使い方をする様になった。
グループの演奏を生配信してる人、多重録音で今までと違う音楽を作る人。

家にいる時間が多くなったので、料理をする。食事が終わると洗い物をする。
部屋を片付け、庭に野菜を植える。本をたくさん読んで知識が増えた人。

私は努力が嫌いで、直感的に物事を捉え、裏付けの無いまますぐに行動する。
いわば、いつも「急いでいる時」が好きでした。
でも、この度は「急がない時」、立ち止まって「考える時」を持とうと思います。
さあ、何を考えようかな? 音楽は必要? 人気も必要? お金も? 楽しい?

今年は「アーラジャズナイト」→森山威男ジャズナイトの20回目に当たる年です。
この記念する「時」を、じっくりと考える「時」にしたいと思います。

2020年6月  森山威男

—-森山さんからのコメント 以上—–
これまでのジャズナイトの歴史を振り返る動画 公開!

数々のプレイヤーがこれまで繰り広げてきたエネルギッシュな演奏による歴史の積み重ねを映像にてお楽しみ下さい!2021年のジャズナイトでお会いできるのを楽しみにしております。

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