リーズ・プレイハウス
リーズ・プレイハウスは1968年、当時は貧しい地域であった英国リーズ市の市民運動によって誕生しました。劇場が様々な生い立ちを持つ人々やあらゆるコミュニティの人々に影響をもたらすことを、運動を率いたリーズ市民は強く信じていたからです。「市民のための劇場」という創立時の精神は、現在のプレイハウスにも息づいています。北イングランドの多様性に富んだ大都市、リーズ市の中心部の丘の上にある現在の建物は、1990年3月に開館しました。プレイハウスには、客席数750席のクォリイ・シアターと、350 席のコートヤード・シアターの二つの劇場空間があり、2019年には新しくブラマルロックボイド・スタジオシアターが加わりました。
プレイハウスの進歩的な「クリエイティブ・エンゲージメント事業(コミュニティ及び教育事業)」は、ロンドンとストラトフォードを除くとイギリスでは最も活動規模が大きく、未就学児から高齢者までを含む約 9000人が毎年参加しています。プレイハウスは又、批評家と観客の両方に好評で質の高い舞台作品をイギリス全国及び世界へと発信しています。2017年のロイヤル・ナショナル・シアターとの協同制作「The Barbershop Chronicles(床屋新聞)」はオーストラリア及びアメリカでも上演されました。芸術監督ジェイムス・ブライニング。

感動と希望を生み出す鑑賞体験
alaとリーズプレイハウスは日英共同制作として可児市から世界へ放つ演劇作品を創作し、これまでにない感動体験を提供していきます。
これまでの主な事業
- 日英共同制作公演「野兎たち」
日英気鋭のキャストやスタッフが集結し、人々の幸福のあり方を問う作品。2020年に東京、可児、 そして英国リーズで公演。
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人と人とをつなげるコミュニティづくり
英国内でも先駆的なコミュニティ・プログラムで注目を浴びているLPから講師を招き、可児市内でも様々なワークショップを展開していきます。
これまでの主な事業
- 英国人講師による学校ワークショップ
演劇教育の本場英国から講師を招き、市内小中学校で表現力や想像力を育む演劇ワークショップを実施。
生き辛さを解消するセーフティーネット
社会に不安や孤独を抱えている若者が多いと言われている日英の共通課題から日英の若者たちが演劇交流をする中で居場所や希望を見出せるプロジェクトを共につくっていきます。
これまでの主な事業
- 日英国際交流事業「To See You, At Last」
日英の若者たちが自分たちを取り巻く環境に着目し、演劇交流する中で居場所や希望を見出すプロジェクトを実施。