「家においでよ!」第四弾。新日本フィルの訪問に感動の涙…。
2009.11.27
11月23日(月・祝)、「家においでよ!」第四弾を実施しました。今回のゲストは新日本フィルハーモニー交響楽団のヴァイオリニスト中川富美子さん。
「父の還暦祝いと、父が経営している喫茶店の10周年を祝いたい」と、可児市に住む池山さんが応募。音楽が大好きなお父様は、仕事が忙しく、何年もの間生の音楽を聴くことができないほど。
そんなお父様に、11月22日の新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートのチケットをプレゼントし、さらに翌日の突然のヴァイオリニスト訪問でびっくりさせようと、お父様には内緒で準備をしてきました。
当日、池山さんご夫婦、妹さんご夫婦と、その子ども達が集まるご自宅にゲストの中川さんが到着すると、まず靴を隠し、リビングの隣の部屋に身を潜めます。
何も知らないお父様とお母様がやってきて、お孫さん方と遊んでいると、突然ドアが開き、プロのヴァイオリニストが目の前で演奏を披露!「何がなんだかわからない」という表情で驚かれるお父様。前日のコンサートをご鑑賞されていたお父様は、“昨日は舞台の上にいた人”の突然の登場に「夢じゃないよね」と、最初のサプライズは大成功でした。
その後、喫茶店のマスターであるお父様が挽いたコーヒーと手作りサンドウィッチを召し上がりながら、音楽好き一家の話は尽きることがありません。「10年間、つらいことがたくさんあったけど」と涙ながらに話すお母様。そこで家族をつなぎ、支えてくれたのは、やはり音楽でした。
池山さん、妹さんがピアノの連弾を披露すると、娘達の幼い頃の姿が思い出されたのか、目を潤ませるお父様。池山さん達はこの日のために、育児や仕事の合間に集まり、お父様を喜ばせるためにこっそり練習をしてきました。
また、池山さんが演奏する「美女と野獣」の主題歌に合わせ、即興で中川さんがヴァイオリンを演奏。夢のコラボレーションとなりました。
「音楽っていいよね」と何度も口にするこの家族には、「“家族会議”が合言葉だった」というほど、いろいろなご苦労があったそうです。その度に家族できちんと向き合い、その困難を乗り越えてきました。その証が「深い絆」として確かに存在している、そんな思いを抱きました。
「“音楽”っていいよね」というその言葉の裏には、「“家族”っていいよね」という気持ちが隠れている気がします。
最後にハイドンの「皇帝」を披露し、「これからもご活躍を」と挨拶をする中川さんも、このご家族の愛に触れ、温かい気持ちになられたことと思います。
娘達からの最高のプレゼントをもらったお父様は、「生涯忘れません。ありがとう」と感謝の言葉を何度も口にしていらっしゃいました。
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「家においでよ!」は、今回が今年度最後となりました。来年度も、文学座と新日本フィルハーモニー交響楽団の方々をお招きし、“観客”と“アーティスト”という垣根を越えて、皆さんの“思い出づくり”のお手伝いをしたいと思います。ご応募、お待ちしています。




