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世界劇場会議国際フォーラム2009  於 愛知県芸術文化センター

Session1.地域公共ホールの未来を展望する。シンポジウム(6)

DNAをいかに次の世代に繋げていくか

衛:ありがとうございます。これはさっき、大和さんが、おっしゃったことですよね。組織を総取替えするのではなくて、いいトップをもってくることによって、経営改革をしていく。そのトップのDNAをいかに次の世代に繋げていくかという工夫をしていくかですね。

地域資源を活かし芸術をつくる能力を持った人の配置

大和:それと、今一点あるのは、地域の文化資源を、そこで何かをやっていくときにどう生かせるかという問題ですよね。東京とかそういうところからもってくるものもあるし、そうではなく地域にある資源とうまい創造をしていくとかですね。そういう視点を持っている人たちが、専門家としてちゃんと配置されるかどうかという問題があって、それがうまくいけば全国に持っていけるかもしれないし、ユニークなものを創って民俗芸能と共同して現代音楽と何かやるとか。難しい観点もありますが地域資源を使って全国に発信していくものを創る、あるいは年1回お祭り的にやってもいいのだろうと思います。そういう地域資源と芸術とをつくっていく能力を持った人、プロデューサーだけでなく芸術家もいるのだろうと思いますし、ちゃんと人を配置していくということの重要性があるのではないでしょうか。

文化政策とアーツ・マネジメントは切り離せ

地域を見つめれば、文化資源だけでなくてお客さんも掴まえられるわけですよね。地域の中での人とのコミュニケーションですね。衛さんは苦労されていると思いますが、そういうものをやる人がいないと、と思います。そういう意味で私が言っているのは、さっきの議論ではないですけれど「文化政策とアーツ・マネジメントは切り離せ」と、いま文化政策の外縁がアーツ・マネジメントだという人がいますけれども、やはりアーツ・マネジメントはその組織の経営なんです。自立的組織の経営というふうに思いますので、そういう自立性があれば地域を見つめなおせるという気がします。

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