【監督】森一生
【出演】長谷川一夫、山本富士子、市川雷蔵 ほか
1956年 大映 カラー 82分
[解説]
<捕物帳小説>の始まりは、1917年に岡本綺堂が発表した「半七もの」からだと言われている。その中でも代表的な野村胡堂の「銭形平次捕物控」は、1931年に登場し、57年に完結するまでに長短あわせて383篇も書きつづけられた人気小説である。この種の大衆的な時代小説は、時代劇映画の格好の素材でもあり「伝七」「佐七」「むっつり右門」「遠山の金さん」「若様侍」など数多くのスクリーンのヒーローを生み出した。1920年代からの大スター長谷川一夫の当り役でもあるこのシリーズは、49年の『平次八百八丁』から61年までに18本が作られ、女房や八五郎役はその時代の人気女優と喜劇人によって演じられた。





