可児市文化創造センター(Kani public arts center ala)

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連載 「公共劇場」へ舵を切る ― その理念と経営の実際


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はじめに

可児市文化創造センターalaは、特別な経営を施したり、有り余る予算があったり、特殊な人材がいるわけではありません。人口10万1700人の小さなまちにある、何処にでもある普通の公共ホールです。そこが年間32万人の来館者(平成21年度実績)を迎えて賑わっているのには、ほんの少しだけ工夫をしているのですが、その工夫は、何処の公共ホールでもちょっと知恵を出して、汗をかけばできることです。可児市文化創造センターalaは、各地域の特殊性に合わせてトランスレートすれば、何処でも真似のできる経営理念と経営手法を目指しています。それに実は、とても言うに言われないほどの酷い状態も経験しています。そして、いま、日本を代表する地域劇場を目指して、日々、刻苦勉励しています。そこで、衛紀生館長兼劇場総監督と篭橋義朗事務局長に、それぞれの立場から「これまで」と「いま」と「これから」を記してもらい、他館の「ハコモノ脱却」や「改革断行」や「健全経営」の参考になればと、この連載を始めることにしました。衛と篭橋にとっては「備忘録」のようなものです。お気軽にお読みいただければ幸甚です。

館長


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