連載 館長 vs 局長	「公共劇場」へ舵を切る その理念と経営の実際

はじめに

可児市文化創造センターalaは、特別な経営を施したり、有り余る予算があったり、特殊な人材がいるわけではありません。人口10万ちょっとの小さなまちにある、何処にでもある普通の公共ホールです。そこが年間30万人の来館者(平成25年度実績)を迎えて賑わっているのには、ほんの少しだけ工夫をしているのですが、その工夫は、何処の公共ホールでもちょっと知恵を出して、少し汗をかけばできることです。可児市文化創造センターalaは、各地域の特殊性に合わせてトランスレートすれば、何処でも真似のできる経営理念と経営手法を目指しています。

それに実は、衛館長が就任した当時、とても言うに言われないほどの酷い状態であり、塗炭をなめるような経験しています。それでも衛館長が就任してから日本を代表する地域劇場を目指し、その6年目に「国の特別支援施設」として認知されることになりました。それでもより高みを目指して、職員一同、日々、刻苦勉励をしています。

この「館長VS局長」は、2011年から「何処でもできる地域劇場経営」の教則本として、衛紀生館長兼劇場総監督と当時の篭橋義朗事務局長(現可児市教育委員会教育長)に、それぞれの立場から「これまで」と「いま」と「これから」を記してもらい、他館の「ハコモノ脱却」や「改革断行」や「健全経営」の参考になればと、この連載を始めることにしました。いわば、衛と篭橋の「備忘録」として記されたものが始まりでした。

その後、事務局長は桜井孝治、山本和美と代わり、今年度からは山口和己が着任しました。それぞれに文化の専門家ではありませんが、地域経営の専門家です。その視点からのアーラの劇場経営に対して率直に思いを書いてもらえればとこの連載の所期の目的に適っていると思います。お気軽にお読みいただければ幸甚です。

館長

局長

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2013

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2011

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